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スポット

箱形十字架

出土遺物
この十字架は、本丸の広場空間南側の海側崖面に近い調査区より出土した青銅製であり、箱形十字架と呼ばれる形態をしています。長さ7cm余り、幅5cm弱、厚みが1cmほどであり、重量は26グラム近くあります。他に出土している十字架と比べると格段に大きいものです。縦軸の上端部に環を持ち、横軸の端部に突起物がみられます。表面、裏面ともに魚子(ななこ)文様と呼ばれる小さな斑点状の文様を背景として文様を描いています。片方の面には、星、茨冠(いばらかん)、釘抜、槌、釘、槍といった受難の道具などが描かれ、もう一方の面には蔦状の植物が描かれています。この十字架は内部が空洞状になっており、聖遺物容器と考えられています。

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