
1年を通して、おいしい食材が豊富な南島原。南蛮貿易を通じて長崎にもたらされた作物で、今も特産品として愛されているものもあります。
果たしてどの季節、最強においしい食材が揃うのか。春×夏×秋×冬が五番勝負の決行です。はなから決着のつかなそうな勝負ですが、美味しさはお墨付き。お土産に・お取り寄せに、ぜひ参考にしてみてください。
みずみずしさと甘さが特徴。温暖な気候を活かした早生たまねぎの生産が盛んで、1597年ポルトガル船により長崎県に日本に初上陸したといわれている。
17世紀末にオランダから長崎に伝来。糖度が高く濃厚な味わいで、特に「瑞紅」という品種は、美しい赤色と、輪切りにしても汁が流れないゼリー分が特徴。
アスパラもオランダから長崎に伝来。春に収穫するアスパラは、時間をかけてゆっくり生育するため甘みが強くミネラルやビタミンCが豊富。
シャキシャキ甘いパパイヤメロン、細かい網目が美しく糖度の高いアールスメロン、ジューシーで甘みの強いプリンスメロンなど、贈答の定番。
島原半島でフグを“がんば”と呼ぶ理由は、棺(がん)を(ば)そばに用意してでも食べたいおいしさだから。煮付けにした郷土料理「がねだき」もおすすめ。
糖度が高く、果汁たっぷりジューシーでおいしい南島原の梨。幸水、豊水、新高を中心に品種も豊富。シーズンには有家町の梨園で、梨狩りを楽しめる。
5〜7月中旬に収穫される南島原のスイカ。1株から1玉だけを育てる贅沢な栽培法で、糖度が高くコクのあるおいしさに育つ。
南島原の肥沃な大地で育ったかぼちゃは、ホクホクと濃厚なおいしさ。収穫後は倉庫で乾燥させ、甘味を引き出してから出荷する。
活きがよく、船の上を走るように動き回るため“はしりだこ”と呼ばれる。身はしまっているが、ゆでると柔らかく味わい深い。
安心安全な環境で丹精込めて育てられた豚は、とろけるように柔らかい肉質と、風味豊かでコクのある味わいが特徴。
1598年オランダ船によりジャカルタから長崎へ伝来。長崎県は北海道に次いで生産量2位。温暖な気候を活かし春と秋の二期作で栽培されている。
長崎県は全国有数の生産量と品質の高さを誇る。早生みかんや温州みかん、ネーブルやデコポンなど多くの柑橘類が収穫される。
美しい棚田に注ぐ、雲仙山麓のミネラル豊かな水で育った、もちもちと甘みの強い米。天日干しされてさらに風味が高まる。
全国トップクラスの漁獲量を誇る長崎県。刺身や味噌汁などでプリップリの身、とろけるような甘味が味わえる。
肉本来の旨みある赤身と、まろやかな甘味の脂身が調和した上質の牛肉。南島原は肉用牛の飼養頭数、県内第2位。
江戸時代末期にオランダから長崎にもたらされた。糖度が高くピカピカの果実が特徴の「さちのか」、ジューシーで大粒の「ゆめのか」を中心に栽培。
みずみずしく甘味が感じられる上質の白菜。実は茨城、長野に次ぐ、全国有数の産地。県内でも生産の6割を島原・南島原が占めます。
島原と天草の間、早崎瀬戸は日本三大潮流のひとつ。ここで獲れた赤い“あらかぶ”は身がプリッと締まり味わい深く、地元では祝いの席に欠かせない。
コリコリとした歯応えが鮮度の証。潮の流れが速く、栄養豊富な有明海で育つワカメは、ミネラルが豊富に含まれている。
キュッと締まった身と甘さ、美しい縞模様が特徴。鮮度がよく、箱を開けると飛び出すほど。有明海に面した深江町漁協で養殖される。
気になる勝者は春、夏、秋、冬…どれでしょうか?ぜひあなたの味覚で、直接お試しください!
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